サラリーマンの初任給および手取り
サラリーマンの初任給
厚生労働省の調査(平成29年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況)によると、平成29年の大卒の初任給の平均は206.1千円という結果が出ています。
大卒者の初任給は平成25年から5年連続で上昇しています。
サラリーマンの手取り
さて、初任給すべてが手元に入るわけではありません。
初任給から健康保険料や厚生年金保険料などが差し引かれて、あなたの手取りになります。
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
- 雇用保険料
- 所得税源泉徴収
-
住民税は、前の年の収入に応じて課税されるので、社会人2年目から引かれるようになります。
初任給20万円の場合
健康保険料 : 9,960円
厚生年金保険料 :
18,812円
雇用保険料 : 800円
所得税(源泉徴収) : 3、770円
実際の手取りは 16万7,228円 になります。
サラリーマンの初任給 地域格差
都道府県別に見ると
1 千葉 : 21万8,900円
2 岐阜 : 21万5,400円
3 東京 : 21万4,900円
最下位 沖縄: 17万5,200円
厚生労働省の調査(平成29年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況 付表3 都道府県、性、学歴別初任給及び都道府県間格差)
東京を100とした場合沖縄は81.5になっています。
サラリーマンの初任給 薬剤師の場合
僕は薬剤師の免許を持っているので、気になったので薬剤師の初任給がどうなっているか調べてみました。
- 調剤薬局 : 22〜30万円
- ドラッグストア: 30万円
- 病院 : 20〜25万円
- 製薬会社 : 22万円
薬剤師の場合は、初任給は平均より高めですが昇給が少ないと言われています。
製薬会社の初任給は安く感じるかもしれませんが、営業成績に応じて賞与や昇給があるので、最も収入が多くなると言われています。
消える職業、なくなる仕事
人工知能( AI )やロボットに代替え可能な職業というのをご存じですか?
2015年12月に英・オックスフォード大学と野村総合研究所の共同研究により発表された「601種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算」という調査です。発表直後は大きな話題となりました。
→ THE FUTURE OF EMPLOYMENT:HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION?
「代替可能性が高い100種の職業」
「代替可能性が低い職業100」を発表しました。
事務職(システム化)、飲食店・小売店のスタッフ(セルフレジの普及)などコンピュータのシステム化が進んでいる職業や、自動車修理やタクシードライバーなどロボットによる自動化が出来る職業がなくなり、保育士や学校の先生、看護師や薬剤師など教育に関わる職業や命に関わる職業は10年後もなくなるリスクが低くなっています。
未来予測をしながら人生を決定しよう
コンピュータが利用されるようになって、まだほんの僅かの時間しか経っていません。コンピュータがネットワークという道具を手に入れ情報の収集・集中化が合理的な経営を支えてきました。
コンピュータの処理速度は益々加速しました。人工知能(AI)という手法が使われるようになり人間より速い判断、正しい判断を下す分野も増えてきました。
コンピュータとあわせてロボットかも進化し続けています。3Dプリンターや無人自動車の実用化など10年前には考えられなかった事が現実になっています。
未来予測をしながら自分の人生を決める事がとても大切になっています。
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若い世代のみなさんは、これからの激動の時代をタフに生き抜いていって欲しいと思っています。